ランドセルのサイズ

2011年8月3日


こんにちは。

今日の名古屋は夏本番。日差しはギラギラ、じっとしているだけで、汗がにじみ出てきます。
節電で、部屋の設定温度は28度C。
水分補給をしっかりして、熱中症対策をしなくては。。。
さて、今日はランドセルのサイズについてです。
昨年来より、TVのCMの影響か、A4クリアファイルが入る、入らないでいろいろな意見が出ていました。
結局、今年のランドセルは、いわゆるランドセルの標準サイズより大きなものが出てきています。
弊社でも、サイズを3種類に分けて、カタログに掲載しています。
① A4教材対応サイズ(内寸サイズ 横21.5cm×縦30cm) ランドセル工業会推奨 標準サイズ
② 一般A4クリアファイル対応サイズ (内寸サイズ 横22cm×縦30cm)
③ 一般A4バインダー対応サイズ (内寸サイズ 横23×縦31cm)
弊社はランドセル工業会会員ですので、もちろん推奨は①の標準サイズです。
理由として、永年(ランドセルは明治20年から124年続いています。)子供のために、研究され、開発されて、今の標準サイズになったからです。
現在の小学校1年生の背丈のサイズは平均約29cmです。このサイズよりランドセルの背板のサイズが小さいものは背中にきちんと納まり、成長期に身体に負担がかかりません。
成長しても、このサイズであれば肩甲骨で支えることになるので、身体への負担もかかりません。
②、③については、メリットもありますが、デメリットもあります。大きくなれば、中の教材がガタガタ動き、重心がずれて背負いにくくなり、さらに重くなります。
体格の大きなお子様は問題ないと考えますが、小さなお子様はおしりでランドセルを支えることになり、
成長期の身体に負担がかかると思います。
どちらにしても、お子様にしっかり背負っていただいて、身体にぴったり吸い付いているかを見極めていただければ幸いです。

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