2014年3月5日
おはようございます。
村瀬鞄行の工房ではただ今、スクールバッグの製造真っ盛りです。
昨日はこんな作業をしました。
ファスナーの上と下が左右につながっているのを切り離しています。
ただ 切るだけと思いきや、なかなか難しい。ファスナーの際際で切るのは神経を使います。
ファスナーを傷つけたら台無しですからね。これは、中学校のサブバッグの上部についているものです。
さて、このファスナー。直線でスラス(シルバーつまみの部分)を行き来させるのは難なくスムーズなのですが、鞄の上部に取り付けられると角の所が曲線になります。
曲線部分が厄介なのです。どうしても無理がかかるので、角の部分が摩耗で壊れる時があります。
毎週、工房では週末が修理タイムなのですが、ほとんどの修理がこのファスナーの摩耗による破損。
鞄の構造上いたし方ないとはいえ。。。なんとかならないものでしょうか?
丁寧にファスナーを扱ってほしいものです。