カテゴリ [06.鞄づくりの現場から・職人達のお話]
2013年6月11日
おはようございます。
じめじめとした朝を迎えた名古屋です。
台風が近づいている様子。大雨が来るやもしれません。備えを万全にしていきましょう。
さて、昨日 社団法人 日本皮革産業連合会 鞄・ハンドバッグ表示適正化プロジェクトチームから、「鞄・ハンドバッグ・小物の基礎知識」というパスポートサイズの冊子が届きました。
これです。
ポケットに収まるサイズで、主に百貨店や専門店の販売員さんが持つ手帳です。
鞄やハンドバッグに書かれている表示が何なのか。。お客様に質問された時に速やかに答えられるようにポケットに忍ばせています。
材料の名称や革の種類、お手入れ方法等多岐にわたって書かれていてこれはすぐれもの。。。
しっかり利用して、販売につなげたいものです。
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2013年5月29日
おはようございます。
昨日から、名古屋は梅雨入りしたようです。例年より早い到来ですが、花壇の花たちは勢いづいています。
さて、昨日、村瀬鞄行では鞄作り勉強会をいたしました。
テーマは型紙づくり。
こんな感じ。
手に持っているのは包丁です。包丁も研ぎ方が大事とのこと。
カッターナイフを使う人もいますが、包丁が自由に扱えて初めて「職人の技」と呼べるのでしょうか。。。
紙にもパターン出しと型紙とでは種類が違うということ。初めて知りました。
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2013年5月28日
おはようございます。
名古屋の朝は、少々風が吹いていて、半袖では少し涼しい。
今朝は7分袖を着こみました。
さて、今日は鞄を作る道具のご紹介です。
これです。
すべて、ラッパと呼ばれるものです。
テープを差し込んで、鞄のヘリを巻く道具です。
一つ一つ手作りなので、ミシンとの相性、縫う人との相性があり、きれいに縫うにもコツが要ります。
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2013年5月22日
おはようございます。
暑い名古屋になりそうな朝を迎えました。
今朝は半袖のポロシャツ。真夏になったら、何を着たらいいのでしょう。。。
さて、今日は先日の村瀬鞄行の鞄つくり研修会のご紹介です。
こちら。
これらの金具、雑然と並んでいるようですが、3つに大きく分けられているのです。
線材、挽物、鋳物です。まだ、勉強中なので、どれがどう特徴があって、何に向くのか、、、はわかりません。
先生曰く、「好きなものを使え」とのこと。 これまた、むずかしい。
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2013年5月20日
おはようございます。
もう、5月も残り少なくなり、6月からランドセルの販売が始まります。
本当に、月日が経つのが速いこと!!!
さて、今日は先日村瀬鞄行で行われました勉強会のご紹介です。
鞄の種類もさることながら、金具の種類も膨大にあります。
その中で、色の種類のご紹介です。
こちら。
サンプル帳だけでも金具の色は44種類。
革や生地によって、金具の色を決めるのも重要なポイントです。
見ていて、楽しくなりますが、実際決めるときは本当に悩みます。
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2013年5月15日
おはようございます。
昨日、村瀬鞄行では鞄作り研修会 第3回目を行いました。
今回は、革漉き機の仕組みを勉強しました。
革を薄く漉く道具です。
古い道具ですが、日本製の機械なので、とても丈夫です。
道具は丁寧に扱って、清掃をこまめにすること、そして、刃は常に研ぐこと。
当たり前のことがなかなかできないのが現実です。
それができたら、一人前になれるのでしょうね。
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2013年5月2日
おはようございます。
すっきり晴れ渡った名古屋の空。明日から後半のゴールデンウィークが始まります。
今日も一日、頑張りましょう。
さて、今日は村瀬鞄行内で行っている、鞄の勉強会「なめし」についてのパートⅡのご紹介です。
クロームなめしとタンニンなめし。なめす方法は2種類あります。
クロームなめしは塩基性硫酸クローム塩に付け込む方法。
タンニンなめしは植物性タンニン(渋)に付け込む方法で、用途によりなめす方法が違います。
柔らかい袋物のハンドバッグなどはクロームなめしの革を使い、硬いビジネスバッグなどはタンニンなめしの革を使うことが多いです。
こちらの講義は革の部位の勉強中。
部位によって、革の値段が違います。しわの多いところは「ショルダー」といって安く、パンとしたところ「ダブルバット」といってベルトやランドセルに使い、値が張ります。
ランドセルはパンとしたところを使うので、形も整い、長持ちするのですね。
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2013年4月25日
おはようございます。
昨日の一日中の雨で今朝の名古屋の空気はとても爽やか。
思いっきり深呼吸しました。
さて、今日も革のお話。
「なめし」とは?
なめしという行為は人類が地球上に誕生すると同じくらい昔から行われています。かのネアンデルタール人ぐらいから。
その頃は煙でいぶしたり、動物の油や植物の汁につけたりする方法でした。
日本では大陸から伝えられた菜種油を使ったなめしも行われていました。
それが、近代になると植物由来の成分を用いたタンニンなめしが発達しました。いわゆる「渋」です。
そして、現代では塩基性硫酸クロムという化学物質で処理するクロムなめしという方法が主流になってきています。
なめすとは・・・そういう物質の液体に長い間付け込んで、革を腐らなくする方法なのです。
今も昔も変わらない方法なんですね。
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2013年4月24日
おはようございます。
今朝から、名古屋はシトシト雨。草花は勢いづいています。
さて、今年度、村瀬鞄行では、「革職人育成プロジェクト」を立ち上げ、革の鞄のプロフェッショナルを目指すことにいたしました。
その、第一回、講師を呼んで革についての勉強会をいたしました。
こちらです。
社員は真剣そのもの。たくさん知識を増やしプロを目指します。
今回のテーマは「皮」から「革」。
いろいろな動物の皮をなめすことによって、腐らなくして「革」になるのです。
革の種類は膨大でなかなか、頭に入りません。牛革だけでもベビーカーフ、カーフ、ステア、キップ、ブル、ハラコ等月齢や雌雄で呼び名が違います。
今日はカーフのご紹介。
これは、6か月以内の子牛の革の呼び名です。 3か月以内はベビーカーフと呼ばれ、カーフよりきめが細かく高級品とされています。
人間と同じで、赤ちゃんほどお肌はきめが細かく滑らかなのですね。
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2012年10月31日
おはようございます。
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2012年9月24日
おはようございます。
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2012年9月23日
おはようございます。
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2012年8月27日
おはようございます。
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2012年8月22日
おはようございます。
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