2012年8月12日
おはようございます。
オリンピックもなんと、今日が閉会式ですね。すっごく速かった気がします。
今朝も、ボクシングで金メダルが取れましたね。
本当言うと、「殴り合いが何がスポーツ??」と思っていましたが、試合後のお互いに抱き合って健闘をたたえあっているのを見ると「ああ、やっぱりスポーツなんだ」と実感します。
感動をありがとう。
さて、今日は村瀬鞄行の新人鞄職人Oさんが作った道具入れのご紹介です。
赤い生地はランドセルの生地クラリーノです。ランドセルの生地クラリーノは、本当に丈夫です。
はさみで切り込みを入れで引き裂いても、ちょっとやそっとでは破れません。軽いし、水にも強いし、本当に扱いやすい素材だと思います。
今年も、村瀬鞄行のランドセルはクラリーノ素材がたくさんあります。是非、ご覧ください。
いろいろな道具を整理整頓して、きちんとした鞄を作りたいものです。
n
2012年5月23日
おはようございます。
今日の名古屋は爽やかな朝を迎えました。
気持ちの良い空気を吸って自転車をこぐと、身体中がリフレッシュします。
さて、今日は村瀬鞄行の鞄工房で作った鞄のご紹介です。
世界に一つしかない、オリジナルバッグができました。
これです。
これは、冬用のスカートから作りました。キルティングタイプの生地でしたが、長い間着ていて、ファスナーが壊れてしまいました。
愛着があるので、捨てるにはもったいないし、、、ということで、革の取手、中はわがままポケットをつけて、トートバッグに大変身。
これから、また活躍しそうです。
村瀬鞄行では、「オリジナルバッグつくりま専科」のお問い合わせに、順次お答えしています。
お電話、メールお待ちしています。
n
2012年5月10日
おはようございます。
今朝の名古屋はまさに五月晴れ。草花が生き生きと風にそよいでいます。
さて、今日は中部経済新聞の取材を受けました。
「ビジネスバッグの定義はなんですか?」の質問に思わず、絶句。
そもそも、定義って何?
辞書によると「ひとつの概念の意味をはっきりと定めること」と書いてありました。
「定義はわかりませんが、種類はわかります。」と答えました。
アタッシュケース、ブリーフケース、ダレスバッグ、エレガントバッグなどがあります。
先日ご紹介した標準用語集によると、
アタッシュケース・・・中に書類を挟む仕切りのある、箱型で手提げ型のビジネス用鞄。
ブリーフケース・・・ビジネス用書類いれの総称。三方開き、かぶせ鞄、二本手鞄などのタイプがある。
エレガントバッグ・・・ファスナーの開閉によりマチの幅を帰ることが出来る、手提げ型の書類入れ鞄
ダレスバッグ・・・中央の留め金具付きのベロを外すと、口金の枠が大きく開く手提げ型のビジネス用鞄
と、あります。
しかし、このごろはリュックタイプのビジネス鞄も出てきているので、一概にこれと決めるのは難しいと思いました。
n
2012年4月26日
おはようございます。
今朝の名古屋は昨日とはうって変わって、寒い雨。
これだけ、気温の差があると、身体がおかしくなってしまいます。
今日、社団法人 日本皮革産業連合会から、冊子が届きました。
鞄・ハンドバッグ・小物の標準用語集です。
これは、業界人にとってはとてもありがたい冊子です。
業界用語や専門用語が日本中ではまちまちなところがあって、説明に苦労したことが多々あります。
鞄の種類、ハンドバッグの種類、小物の種類から、それぞれのパーツの名称が網羅されています。
これは、おもしろい!!
非売品なのでこのブログで順次ご紹介していきます。
とりあえず、今日は表紙と裏表紙。
だけでは、ものたりませんね。
で、ランドセルの定義
左右2本の肩ひもによって背負う、小学生の通学用鞄。
英語では、Japanese school backpack
中国語では、双肩背学生包 となります。
n
2012年4月5日
おはようございます。
昨日の大嵐の後、名古屋は花冷えの朝を迎えています。
今年は、まだまだ、寒いのかなぁ。。。
さて、今日は村瀬鞄行のランドセル作りの一つをご紹介です。
お皿に入っているのは、色つきのニス。
白い棒は綿棒です。
これで、ランドセルの一部を塗ります。
村瀬鞄行の「ランドセル華」の花びら一枚一枚を手作業で塗るわけです。
はみ出さないように塗るには少し、神経を使います。
実は、昨日30枚ほど塗ったのですが、今日は肩がバリンコリンなのです。
n
2012年3月3日
おはようございます。
今日は全国的に、ひな祭り、そして、耳の日、さらに、村瀬鞄行の男性社員のお誕生日。
喜ばしいことです。
学校では、そろそろ卒業式の準備を始める頃ですね。
それが済むと、入学式。 ということで、それまでに鞄を作り上げなくてはなりません。と、そこに結びつくわけです。
ただいま、幼稚園の鞄の製造中。
いろいろなパーツをそろえ、最初に生地を裁断します。
数が多いと裁断機でギロチンのようにズバッと裁断するのですが、20本や30本ですと、手裁ちといって、包丁やカッターナイフで型紙に合わせて裁断します。
これがなかなか手間のかかる作業なのです。
小さくてかわいらしいサイズなのですが、小さいほど作りにくいところがあります。
n
2012年3月2日
おはようございます。
名古屋は朝からシトシト雨模様です。
草木がしっかり水分を取って、美しい花を咲かせてほしいですね。
さて、村瀬鞄行では、ただいま、製造、修理の真っ最中。
もうすぐ、春休みなのか、しっかりした鞄にもどして新年度を迎えたいのか。。。
たくさんの依頼が来ています。
どちらにせよ、修理をして、またずっと持ち続けていただきたい。と思う反面、
大事に使ってほしいなぁと切に願います。
今は、新年度に向かって、鞄のフル生産になっていて、修理がなかなか出来ません。
修理を待っている方、しばらくお待ちくださいね。
時間を見つけつつ、かたや、生産スケジュールを狂わせないように、頑張ります。
n
2012年2月9日
こんにちは。
またまた、全国的に寒波がやってきました。
寒さ対策をしっかりして、乗り切りましょう。
さて、先日、アパレル関係の業界新聞「繊研新聞」に当社のバッグが載りました。
2010年のレザーアワードで審査員特別賞を受賞して以来、暖めてきたカバンを販売することになりました。
しかし、なにぶん手作りなので、時間がかかっています。
少しずつ、少しずつ、より良いものを皆様に提案できたらと思っています。
n
2011年12月21日
こんにちは。
名古屋は穏やかな日和です。が、寒い!!
全国的に寒さは平等なので、同じことを何度も書くのもつまらないですね。
さて、今日は、戦前のランドセルパートⅡのご紹介。
先日、骨董屋さんで、見つけた、男の子用のランドセル
の相棒を見つけました。
女の子用です。
かぶせは豚革で、正面に花の絵が型押しされています。
よくぞ、今まで、、、、と感無量です。
また、戦後まもなくのランドセルも見つかりました。
また、順次ご紹介いたしますね。
n
2011年12月8日
おはようございます。
名古屋は、なんだか冬なのに、暖かい朝です。
昨日、東京在住の大正9年生まれの方に、昔のお話を聞いてきました。
戦前のランドセルのことを伺ったら、ほとんどの小学生(約60%)は風呂敷だった。
ランドセルを背負っていたのは、10%ぐらいだったようです。
使っていたのはお金持ちのお坊ちゃま、お嬢ちゃまですって。
大体、呉服屋さん、木炭やさん、米やさんだったそうです。
当時はこの、商売が羽振りが良かったそうです。
あとの20%は、中学生が持っているような肩掛け鞄を斜めにかけるような鞄。
別珍や、布製のものだったようです。 一度、見てみたい。探してみようかな?
戦争中の話やら、戦後の話やら、話は尽きませんでしたが、順番にお知らせしていきますね。
n
2011年11月22日
おはようございます。
今朝の名古屋は一段と冷え込み、タートルネックセーターにタートルネックベストを着込み、寒さ対策をしましたが、このままで、1月2月はどうやって凌いだらよいのやら。。。
昨日、当社に戦前のランドセルが届きました。
骨董品屋さんで見つけました。
豚革で出来ていて、表面は革細工風の絵が描いてあります。
金具はさびて、中も少しカビ臭かったですが、きれいに拭いてやりました。
よくぞ、今日まで、生きていた。。。と愛おしくなりました。
中を開けるといたって、シンプル。
マチの角には分厚い革が縫い付けてあり、頑丈そうです。
今のランドセルと比べると半分ぐらいです。
このランドセルは近江地方で使われていたようです。
近江商人はこんな凝ったランドセルを使っていたのでしょうか?
時間割も戦前のものは右から読む時間割なのですね。
n
2011年10月17日
おはようございます。
ここ名古屋では、お祭りも無事済み、日常が戻ってきました。ドラゴンズはしばし、足踏み状態ですが、、、
子供たちから元気をいっぱいもらい、今日から、また頑張りましょう。
さて、今日はまたまた、ランドセルの道具のご紹介です。
これは何でしょう?
ランドセルのかぶせ部分を作るときに役立つ道具です。
左のようにしるしをつける道具です。間にかぶせをはさんで、凹部に鉛筆をあててまっすぐに線を入れます。手作りの定規ってこと。
このしるしを目印に、盛り上げを作り、糸で、縫うわけです。完成までには、まだまだ工程が続きます。
感覚で、作るわけではなく、かなり、きちんとしるしをつけていかないと形が作れないとのこと。
職人さんのこだわりを感じました。
n
2011年9月20日
おはようございます。
名古屋は朝から激しい雨。台風の影響ですね。
雨の日は見通しも悪く、注意散漫になるので、気をつけたいものです。
さて、今日もランドセルの道具の話。
金づちの下に写っているものが打ち棒。 これは、生地に穴を開ける道具です。
上の部分を金づちでたたくと下の先で穴が開きます。
穴の大きさは、鋲の大きさで2mmやら10mmやらいろいろあります。
右の写真はランドセルのおおまちのベルトに穴を開けているところです。
最終的に、下の写真のように、鋲やナスカンがつきます。
n
2011年8月16日
こんにちは。
お盆休みも今日が最後となりました。
さて、今日は、鞄作りの道具の紹介です。
これ、いわゆる、チャッカマンと呼ばれているもの。
お墓参りには重宝しましたよね。ろうそくに火をつけたり、線香に火をつけたり。
夏休みの夜には花火に火をつけたり、バーベキューでも大活躍ですね。
しかし、鞄作りにもとても重宝するんですよ。
鞄の縫い合わせの糸がほつれていたり、生地を裁断して、ぼろぼろになっている切り口をこれで焼いてきれいにします。
糸の先が熱で丸まって、これ以上ほつれなくなるのです。
暑い今の作業は少々、きついですが、断面がきれいになるとサッパリして、気持ちがいいです。
やっぱり、道具ですね。
n
2011年7月30日
こんにちは。
今日の名古屋は日差しが痛い。しっかり、真夏日です。
新潟地方は大変な豪雨というニュース。また東北地方がダメージを受けたようで、何で?って思います。
この雨で、きれいさっぱり放射能が洗い流され、消えてしまうといいのに。。。
今日は、信頼のマークのご紹介です。
社団法人 日本鞄協会では、日本製の鞄に、信頼のマークを縫い付けることを奨励しています。
このマークは信頼と安心のマークです。
お手持ちの鞄の中を見てみてください。
ついていますか?
n