戦後のランドセル

2011年12月9日


今朝の名古屋の風は頬を刺すような冷たさでした。

耳までのすっぽり隠れる帽子をかぶって、出勤しました。
少しは、風を凌げたので、すっぽり帽子はお勧めです。
またまた、ランドセルのお話。
戦後間もない頃は、ランドセルの素材は牛革、ビニール、豚革、紙等で出来ていました。
ただ、戦後間もない頃は材料が配給制だったので、今のような丈夫な鞄はなかなか出来なかったようです。
牛革の一番いいところは、警察官のベルトとか、拳銃いれに使われ、今では破材となるような部位でランドセルを作っていました。革が手に入らないと、紙に漆を塗って硬くして、ランドセルを作っていたようです。
昭和21年当時のランドセルの価格は75円でした。
それから、戦後の復興に伴い、ランドセルの価格も順々上がっていきました。

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